開発環境の概要(補足)
- SL-C* で使われているプロセッサ(XScale、PXA270)は、ARM v5TEアーキテクチャで、さらに iWMMXt (Intel Wireless MMX) の命令セット(MMX, SSE, XScale命令)が利用できる(1,2,3,4,5)
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- (追記) iWMMXt は実際にはコプロセッサで処理しているが、FPAも同じコプロセッサを利用するので、iWMMXtを使うためにはsoftfloatでなくてはならない(阿川のひとりごと2004-12-03)
- FPA(Sun FPA 浮動小数点命令)と VFP(ベクタ浮動小数点)があって、SL-C*はFPA。違うもの同士リンクさせようとすると、リンカに怒られる。実行ファイル/共有ライブラリ(*.so)がどちらを使っているかを確認するには、"objdump -p" とすればよい
- QtopiaSDK(1.5)は、gcc-3.* でビルドできない
- Kernel-2.4.20* はgcc-3.{3,4}.* でビルドできない。gcc-3.2.3はO.K.(ぴろのざう日記2004-12-09)
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- ※ここでいう「ビルドできない」は、「ちょっといじったくらいではうまくいかない」の意
- MPlayer(attyさん)は gcc-3.4.5-iwmmxt-softfloat。さらに、Intel IPP 関数ライブラリを利用している(IPPライブラリは [VFP][SoftFP])